ぬいぐるみの洗い方 | 型崩れ・色落ちを防ぎながらキレイに洗濯する方法

2025.01.10

ぬいぐるみの洗い方 | 型崩れ・色落ちを防ぎながらキレイに洗濯する方法

お子さんが遊んでいるぬいぐるみは、定期的に洗わないと衛生面が気になりますし、クローゼットに収納しているぬいぐるみについても、キレイにしないとカビが生えてくる可能性があります。

ぬいぐるみは衣類よりも洗うのが難しく、間違った洗濯方法はぬいぐるみの型崩れや色落ちの原因となりますので、本記事で正しいぬいぐるみの洗い方と、自宅で洗えないぬいぐるみをキレイにする方法をご確認ください。

ぬいぐるみは自宅でキレイに
洗うことはできる?

ぬいぐるみは自宅でキレイに洗うことはできる?

ぬいぐるみには、自宅で洗えるものと洗えないものがあります。

家庭で洗えるかは洗濯表示で確認すること

 
自宅でぬいぐるみを洗う際は、必ず洗濯表示を確認してください。

洗濯表示には、洗い方や干し方などが記載されています。

洗い方は「洗濯機可」・「手洗い可」・「洗濯不可」に分類され、洗濯不可のぬいぐるみは自宅で洗うことはできません。

洗濯機で洗えるぬいぐるみでも、液温などの条件はぬいぐるみごとに違いますし、手洗いしなければならないぬいぐるみは、慎重に洗わないと型崩れや生地が傷んでしまうので注意が必要です。

また、洗濯表示は2016年12月に国際規格に合わせたものに変更されており、昔から家にあるぬいぐるみの洗濯表示は現行のものとは異なるため、洗濯表示の見間違いにも気を付けてください。

<令和6年8月20日以降の洗濯表示記号>
令和6年8月20日以降の洗濯表示記号

出典:家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について(消費者庁)

自宅で洗濯できないぬいぐるみの種類

 
水に弱いぬいぐるみや色落ちが激しいぬいぐるみは、自宅で洗濯するのが難しいです。

合成皮革が使用されているぬいぐるみを水洗いしてしまうと、ひび割れを起こす可能性があります。

ひび割れや型崩れが発生してしまうと、元通りの状態まで修復するのは困難ですので、乾拭きなどの方法で汚れを取り除くしかありません。

電池を使用する機械仕掛けのぬいぐるみは、電池部分が取り外せないと洗えませんし、接着剤が使用されているものは洗濯で接着剤の粘着力が弱まり、洗った際に細かいパーツが外れてしまうこともあるので気を付けてください。

自宅でぬいぐるみを洗濯するリスク

 
ぬいぐるみは今の状態に愛着があるので、洗濯したことでぬいぐるみが型崩れや色落ちしてしまった場合、ショックがとても大きいです。

水洗い可能なぬいぐるみでも色落ちすることはありますので、使用する洗剤を選ばなければなりません。

また、他のぬいぐるみや洗濯物に色が移る可能性があるので、基本的にはぬいぐるみだけで洗うようにしてください。

水に弱い素材が使用されているぬいぐるみを衣類と同じように洗ってしまうと、生地が傷んでしまう可能性があります。

スポンジ状のポリウレタンが中に入っているぬいぐるみを水洗いすると、型崩れすることもあるので、洗う前に洗濯表示だけでなく、ぬいぐるみの状態も確認してください。

細かなパーツについては、洗っている最中に外れてしまう可能性があるため、着脱可能なパーツはあらかじめ外してから洗濯してください。

ぬいぐるみの上手な洗い方
(洗濯機・手洗い・拭き洗い)

ぬいぐるみの上手な洗い方(洗濯機・手洗い・拭き洗い)

ぬいぐるみの種類によって洗濯方法は違いますので、「洗濯機が使用できるもの」・「手洗いができるもの」・「洗濯ができないもの」の洗い方をご紹介します。

洗濯機が使用できるぬいぐるみの洗い方

 
洗濯機で洗えるぬいぐるみでも、液温の上限などが違いますので、事前に洗濯表示を確認してください。

リボンなど、ぬいぐるみに付いている着脱可能なパーツを外してから洗濯機に入れ、洗濯表示に従って洗濯メニューを選びます。

洗濯ネットにぬいぐるみを入れておくと、一緒に入れた洗濯物とぶつかることで生地が傷むリスクや、型崩れを防ぐことができます。

洗濯後の脱水は短時間で済ませるのがポイントで、型崩れが起きないよう、ぬいぐるみをタオルで包んで脱水します。

脱水後はすぐにぬいぐるみの形を整え、風通しの良い場所で干します。

ぬいぐるみは基本的に日陰で干すことになりますが、水分を含んだぬいぐるみは非常に重いです。

そのため、洗濯バサミでぬいぐるみを直接掴むのではなく、洗濯ネットに入れて陰干ししてください。

毛が長いものや、綿が入っているぬいぐるみは完全に乾くのに時間がかかるので、数日間は干し続けることになります。

手洗いができるぬいぐるみの洗い方

 
手洗いでぬいぐるみを洗う場合、着脱可能なリボンなどを取り外し、洗濯桶に少量の洗剤を混ぜた水を入れ、ぬいぐるみを浸しながら押し洗いします。

使用する洗剤は、一般的に使用されている洗剤ではなく、おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)を使ってください。

おしゃれ着用洗剤は生地を傷めませんが、洗浄力が一般の洗剤よりも弱いので、汚れが目立つ部分はブラシやスポンジを使って丁寧にたたき洗いをするのがポイントです。

洗濯後は、洗剤がぬいぐるみに残らないよう、水を取り替えながら複数回すすぎ洗いをします。

脱水機を使用する際は、タオルで包んで短時間だけ回し、脱水後はすぐに形を整えて風通しの良い場所で、洗濯ネットに入れるなどして干してください。

陰干しは乾くのに時間がかかりますが、水気を完全に取り除かないと生乾き臭だけでなく、カビが生える原因となるので、完全に乾くまで干さないといけません。

拭き洗いでぬいぐるみをキレイにする方法

 
洗濯不可のぬいぐるみの場合、水に浸けて洗うことはできないので、ブラッシングや乾拭きで汚れを落とすことになります。

ぬいぐるみの外側の汚れは、洋服用のブラシなどを使って汚れをかき出し、生地が比較的強いぬいぐるみについては、布団たたきなどで内側の汚れを出してください。

ブラッシングでも落ちない汚れは、おしゃれ着用洗剤を薄めたものをタオルなどに染み込ませ、汚れた部分を軽く拭きます。

拭いた部分の洗剤は水を絞ったタオルで取り除き、乾いたタオルで水気も取ります。

水気を拭き取っても、ぬいぐるみに水分が吸収されていますので、拭き洗い後は日陰で干してください。

ぬいぐるみはクリーニングに
出すことができる?

ぬいぐるみはクリーニングに出すことができる?

クリーニング店によっては、ぬいぐるみのクリーニングに対応していない店舗もありますので、ぬいぐるみのクリーニング料金が表示されていないお店については、事前にぬいぐるみのクリーニングができるか確認してください

ぬいぐるみを専門でクリーニングしているお店もありますので、お近くのクリーニング店がぬいぐるみのクリーニングに対応していないときは、ぬいぐるみ専門店にクリーニングを依頼するのも選択肢です。

汚れてしまったぬいぐるみでも、クリーニングすることで昔の状態に戻せることもありますので、処分する前にクリーニングに出してキレイにすることを検討してください。

ぬいぐるみをクリーニングに出す
メリット・デメリット

ぬいぐるみをクリーニングに出すメリット・デメリット

ぬいぐるみの洗濯に失敗したくない方は、クリーニングに出すのをオススメします。

メリット①:家庭で洗えないぬいぐるみも
キレイにできる

 
家庭では洗えないぬいぐるみでも、クリーニング店であれば
キレイにできます。

たとえば、水に弱い素材が使用されているぬいぐるみについては、ドライクリーニングで汚れを落とすことが可能です。

ドライクリーニングは水の代わりに「有機溶剤」という液体で洗う方法で、その名の通り水を使用せずに洗えるのが特徴です。

型くずれや色落ちがしにくく、生地の風合いも変化しにくいので、ぬいぐるみを洗うのに適しています。

メリット②:洗濯の失敗を回避できる

 
ぬいぐるみの洗濯は難しいだけでなく、失敗も許されません。

型崩れをしてしまうと、処分せざるを得ないこともありますし、ぬいぐるみが色落ちしただけでもお子さんは悲しんでしまいます。

ぬいぐるみは衣類と違い、試しながら洗濯するのも難しいので、大切なぬいぐるみほどクリーニングに出してキレイにしてあげてください。

デメリット:クリーニング代が発生する

 
クリーニング店でぬいぐるみを洗うとなると、自宅で洗うよりも費用が発生します。

しかし、自宅でぬいぐるみを洗う場合には、おしゃれ着用洗剤を購入しなければなりませんし、ぬいぐるみごとに洗い方を変えるなどの手間もかかります。

費用対効果を考えるとクリーニングでキレイにする価値はありますので、ぬいぐるみの汚れを落とし、清潔な状態にリフレッシュさせたいときは、クリーニングに出してください。

ぬいぐるみのクリーニング料金相場

ぬいぐるみのクリーニング料金相場

ぬいぐるみのクリーニング料金は、一般的にぬいぐるみのサイズによって変わります。

3辺の合計が大きいぬいぐるみほど料金は高くなり、抗ウイルス加工や防虫加工などのオプションを付ける場合には、追加料金が発生します。

<クリーニング料金の相場>

サイズ 料金の相場
~10cm 1,000円~
~30cm 1,500円~
~70cm 2,400円~
~90cm 4,000円~
~110cm 5,000円~
111cm~ 6,000円~

ぬいぐるみは名鉄クリーニングでキレイに!

 
ぬいぐるみの洗濯方法を間違えてしまうと、取り返しがつかないことになりかねませんので、自宅で洗うときは洗濯表示を確認した上で慎重に洗うのがポイントです。

ただ押入れに保管しているぬいぐるみを洗うのは大変ですし、生乾きはダニやカビが発生する原因となりますので、洗濯で失敗したくない方は名鉄クリーニングでぬいぐるみをキレイにしてください。

名鉄クリーニングは衣類だけでなく、ぬいぐるみのクリーニングもできますので、洋服と一緒にクリーニングに出していただいても大丈夫です。

水を使わないドライクリーニングでは、抗菌・消臭衛生加工を行っていますので、衛生面が気になるお子さんのぬいぐるみもキレイにできます。

また、名鉄クリーニングでは、お客さまのご自宅を訪問してクリーニング品をお預かり・お届けする、「集配・配達クリーニング」も行っています。

LINEで申し込みができるので簡単ですし、今なら友達登録でクリーニング料金から500円引きされるクーポンを進呈しております。

土曜日・日曜日も受付可能となっていますので、店舗に行く時間がない方や、行くのが大変な方は集配・配達クリーニングをご利用ください。

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