布団の干し方教えます!正しい干し方、干す時間、時間帯を解説!

2024.09.10

布団の干し方教えます!正しい干し方、干す時間、時間帯を解説!

干す時間帯を間違えると布団が十分に乾きませんし、布団の素材によっては天日干しをしてはいけない種類もあります。

干した布団をそのまま収納してしまった場合、カビが生えてしまうこともありますので、本記事で布団の素材ごとの正しい干し方と、干す際に注意すべきポイントをご確認ください。

材質別:布団の正しい干し方

材質別:布団の正しい干し方

布団に使用されている素材は、綿やポリエステル繊維など様々です。

生地の種類によって洗濯方法が違うのと同じように、布団の干し方も素材ごとに変える必要があります。

綿布団の干し方

 
綿布団は、保湿性や保温性に優れた素材で、肌触りが優しいのも特徴です。

保湿性・保温性の高い布団は、人の体温を外に逃がしにくいのであたたかさをキープできるメリットがある一方、放湿性があまり高くないため、布団の中に湿気が残りやすい点には注意が必要です。

湿気が布団内に溜まった状態は、ダニの繁殖やカビが生えるリスクが高くなることから、布団を定期的に干して、湿気を逃がしてください。

天日干しは週2回程度、日差しが強い午前10時から午後2時に干すことが望ましいです。

布団にカバーを付けて使用されている方が多いと思いますが、布団に直接日差しが当たってしまうと生地が傷んでしまうため、カバーを付けたまま干して問題ありません。

また、2時間ごとに日の当たる面を変えていただくと、効率的に湿気を逃すことができます。

羊毛布団の干し方

 
羊毛布団は、保湿性と弾力性が高く、羊毛は繊維が太いので寝心地が良いのも特徴です。

布団内に湿気は溜まりにくいため、干す頻度は1週間から10日に1回程度を目安にしてください。

干す時間は1回につき2時間程度で十分ですが、羊毛は直射日光には弱いので、外干しする際は陰干しが推奨されます

羽毛布団の干し方

 
羽毛布団は、吸湿性と放湿性に優れており、軽さとあたたかさを両立している布団です。

湿気を外に逃がしやすい特徴もあるので、干す回数は月1回が目安です。

羽毛布団を干す際の注意点として、日差しに当たると生地が傷みますし、生地が破れた場所から羽毛が抜けてしまうと、布団の保温性が落ちてしまいます。

そのため、干す時間は1時間程度に留め、風通し良い日にカバーを付けたまま陰干しをしてください。

合成繊維の干し方

 
合成繊維の布団は保湿性が高く、軽いので扱いやすいです。

ホコリなどが付着しにくいので衛生的ですし、加工しやすい素材であるため、色々な機能が付いた布団が存在します。

合成繊維の布団は湿気を含むことが少ないので、干す回数は週に1回程度で問題ありません。

干す時間帯は湿度が下がる午前10時から午後2時頃が好ましく、日差しの当たる面は1〜2時間を目安に変えてください

真綿布団の干し方

 
真綿布団はシルクを使用した布団で、高い吸水性や他の素材では感じることができない肌触りの心地よさが特徴です。

年間通して使用することができる布団ですが、素材がとても繊細なので、外干しする際には日陰を選んでください

干す頻度は1か月に1回、1時間から2時間程度が目安です。

日陰で干すのが難しい場合には、風通しの良い室内で干しても問題ありません。

布団干しは湿気を取り除くことが大事!

布団干しは湿気を取り除くことが大事!

布団を干すのは、ダニの駆除や臭いを防ぐことなどが目的ですが、それらの目的を達成するためには、布団内の湿気を放出することがとても重要です。

布団は毎日使いますし、冬場でも人は汗をかきますので、寝た後の布団は常に湿気を帯びた状態になっています。

湿度が高い場所は雑菌が繁殖しやすいだけでなく、皮脂汚れはダニの餌となるので、清潔な状態を維持しなければなりません。

布団内の湿気を取る方法はいくつかありますが、布団を干すのは手軽に実行できる湿気対策ですので、こまめに干すようにしてください。

布団を干す時に注意すべきポイント

布団の干し方が間違っていると、湿気を上手く逃がすことができませんし、布団が傷めば使用できる期間が短くなってしまうので気を付けてください。

布団カバーは外さないで干すこと

 
布団を干すのは、布団の中に溜まった湿気を取り除くのが主な目的ですが、布団カバーは付けた状態で干してください

日光を直接受けてしまうと布団が色あせるだけでなく、素材が傷んでしまうので、カバーは付けたままで大丈夫です。

また、花粉やPM2.5などが気になる季節に外干しする際は、布団カバーの上から袋やシートで覆っていただくと、花粉等の付着を防げます。

布団は両面とも日に当てること

 
天日干しで布団内の湿気を取る場合、表面と裏面の双方を日に当てるようにしてください。

片面だけだと湿気を十分に取り除くことができませんし、ダニも両面を日に当てないと駆除するのが難しいです。

また、人の肌が触れている面は湿気がこもりやすいため、夏場は肌が触れている面を長く日に当ててください。

布団を叩くのはNG

 
湿気やダニを取るために布団を叩く方もいますが、実は布団叩きをする意味はありません。

強く叩けば生地は傷みますし、ダニは布団の裏側に逃げるだけなので、布団を叩くメリットはないです。

布団に付いたホコリなどが気になる場合は手で払っていただき、ダニをしっかり駆除したいときは掃除機をかけるなど、別の方法を用いてください。

布団を取り込んだ後の正しいしまい方

布団を取り込んだ後の正しいしまい方

外干しした布団はふっくらして気持ちがいいですが、取り込んだ後にも注意すべきポイントがあります。

干した後すぐに収納するのはNG

 
日に当たった布団は中に熱がこもっていますので、取り込んだ直後に収納してしまうと、布団内の熱が原因で湿気が発生していしてしまいます。

そのため、取り込んだ布団は畳まず、室内で熱が冷めるのを待ってから収納してください。

掃除機でダニの死骸・糞を取り除く

 
布団を干してダニを死滅させたとしても、布団にはダニの死骸や糞が残っています。

ダニの死骸や糞もアレルギーの原因となりますので、布団に残ったダニはすべて取り除かなければなりません。

布団を干した後に掃除機をかければ生きたダニだけでなく、ダニの死骸や糞も取り除けますが、1㎡を20秒間ゆっくりと掃除機をかけていただくと、効率よくダニを駆除できます。

定期的に掃除機をかければ、ダニ関連のアレルギーが発生するのを抑えられますので、ダニが気になる方は掃除機を上手く活用してください。

布団干しの時間帯はいつがおすすめ?

布団干しの時間帯はいつがおすすめ?

布団を干すのに適している時間帯は、気温が高くなる10時から15時頃です。

気温が高ければ湿気は外に逃げやすいですし、湿度が低い日ほど布団を干すのに適しています。

早朝は晴天であっても湿度が高い傾向にありますので、早い時間帯から布団を干してしまうと、湿気を上手く放出できないのでご注意ください。

布団クリーニングは名鉄クリーニングへ!

布団をしっかりとクリーニングしたい場合は、名鉄クリーニングの「布団まるごとクリーニング」をご利用ください。

自宅で布団を洗うのも大変ですし、布団に潜むダニは天日干しだけで完全に駆除するのは難しいですが、名鉄クリーニングなら布団の芯までしっかりと水で浸し丸洗いすることで、ダニを99%死滅させることができます。

名鉄クリーニングでは、ご自宅まで布団を取りに伺い、クリーニング後にお届けするサービスを実施しています。

お客様が布団を店頭まで運ぶ必要はありませんし、クリーニングした布団は最短3日後にお渡しすることができます。

受取・配達は土日祝も可能であり、クリーニングする布団が1点でも往復配送料は発生しません。

<掛布団・敷布団の集配クリーニング料金>

種類 シングルサイズ ダブルサイズ
綿布団 3,670円 4,180円
羊毛布団 5,440円 6,710円
羽毛布団 6,200円 7,470円

※表示金額は税込みで、標準コース1枚分となります。

集配申し込みはLINEからできますし、今LINEの友達登録をしていただいた方には、クリーニング料金から500円引きされるクーポンを進呈しております。



布団は定期的に干していても汚れてしまいますので、季節の変わり目などのタイミングで、布団をクリーニングしてください。

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