
「オフィスの床ワックスが部分的に剥がれてきた」
「ムラになって見栄えが悪い」
「ツヤがなくなり、来客時に恥ずかしい」
こうした悩みは、ビル管理や総務担当者からよく寄せられます。
さらに困るのが、「塗り直しで済むのか、剥離清掃まで必要なのか判断できない」という点。
本記事では、オフィス床のワックスが剥がれる原因、放置リスク、そして塗り直し(リコート)と剥離清掃(ストリップ)の判断基準を、費用感とあわせて解説します。
目次
オフィス床のワックス剥がれが起こる4つの原因
経年劣化と歩行摩耗
ワックスの寿命は一般に半年〜1年程度です。
エントランスや通路など人通りの多い動線では摩耗が早く、局所的に剥がれが発生します。
フローリングのワックス剥がれ原因として最も典型的なケースです。
水分・薬剤・キャスター跡による局所剥離
給湯室やトイレ周辺の水滴、強アルカリ性洗剤の使用、オフィスチェアのキャスターによる擦過は、ワックス層を局所的に傷めます。
気づかぬうちに点状・線状の剥がれが広がります。
重ね塗りの蓄積による黒ずみと浮き
剥離せずに塗り重ねを繰り返すと、古いワックス層が黒ずみ、密着不良で浮きや剥がれが発生します。
「リコートを続けてきたのに最近一気に汚く見える」場合、この原因が濃厚です。
施工時の下地処理不足
施工前の清掃不十分や乾燥時間の不足は、密着不良を招きます。
短期間で剥がれが目立つ場合、施工品質を疑う必要があります。
オフィス床のワックス剥がれを放置する3つのリスク
床材そのものの劣化と補修費用の増大
ワックスは美観だけでなく床材の保護膜としての役割があります。
剥がれを放置するとフローリングやPタイル本体が摩耗・変色し、最終的には床材交換が必要となり補修費用が膨らみます。
来客時の印象悪化と企業ブランドへの影響
エントランスや会議室の床が剥がれてムラだらけの状態は、来訪者に「管理が行き届いていない会社」という印象を与えます。
企業ブランドや信頼性にも影を落とすため、軽視できません。
スリップ・転倒事故のリスク
ワックスが部分的に剥がれた床は摩擦係数が不均一になり、滑りや躓きの原因となります。
厚生労働省「労働安全衛生規則」でも作業床の安全確保が定められており、放置は労務管理上も望ましくありません。
【引用元:厚生労働省】
「塗り直し」と「剥離清掃」どちらを選ぶ?判断基準
最も悩むのが、塗り直し(リコート)で済むのか、剥離清掃(ストリップ)まで必要なのかという判断です。
下表で違いを整理します。
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| 比較項目 | 塗り直し(リコート) | 剥離清掃(ストリップ) |
|---|---|---|
| 内容 | 既存ワックスの上に重ね塗り | 古いワックスを薬剤で除去後、新規塗布 |
| 推奨頻度 | 半年〜1年に1回 | 2〜3年に1回 |
| 費用感 | 安価 | 比較的高額(手間と工程が多い) |
| 作業時間 | 短時間 | 半日〜1日(規模次第) |
| 適したケース | ツヤ低下・軽い摩耗 | 黒ずみ・部分剥がれ・ムラ多数 |
塗り直しで対応できるケース
全体的にツヤが落ちただけ、明らかな剥がれや黒ずみがない場合は、リコートで十分です。
コスト・時間ともに抑えられ、業務への影響も最小限に済みます。
剥離清掃が必要な「5つのサイン」
- 1.部分剥がれが複数箇所にある
- 2.黒ずみが目立つ
- 3.ワックスの層が厚くムラがある
- 4.重ね塗りを3年以上続けている
- 5.床材本来の色が見えなくなっている
これらに2つ以上当てはまれば剥離清掃を推奨します。
自己判断が難しいときの対処
部分的な剥がれや浮きが点在し、判断に迷うケースは少なくありません。
その場合は無理にリコートで対応せず、プロの現地調査を依頼するのが結果的に最もコスト効率の良い選択です。
ワックス剥がれに対する剥離清掃の作業工程と費用相場
剥離清掃の作業工程
剥離清掃は
「剥離剤塗布→ポリッシャー研磨→汚水回収→水拭き→乾燥→新規ワックス塗布(2〜3層)」
という工程で進みます。
乾燥時間を含めると半日〜1日程度の作業となり、夜間・休日施工で業務影響を最小化できます。
オフィス床 剥離清掃の費用相場
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| 床面積 | 剥離清掃の費用相場(目安) |
|---|---|
| 〜50㎡ | 3〜5万円 |
| 50〜100㎡ | 5〜10万円 |
| 100〜300㎡ | 10〜25万円 |
| 300㎡〜 | 坪単価1,000〜1,800円程度 |
費用は床材の種類、汚れ具合、什器移動の有無で変動します。
ワックス剥がれ補修だけでなく、床材寿命の延伸につながる投資と捉えるのが妥当です。
オフィス床のワックス剥がれを防ぐ日常メンテナンスと清掃サイクル
床材別の推奨メンテナンスサイクル
床材によって、ワックスのリコート・剥離清掃の最適頻度は異なります。
オフィスで使われる代表的な床材ごとに、メンテナンスサイクルの目安を下表にまとめました。
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| 床材 | リコート目安 | 剥離清掃目安 |
|---|---|---|
| Pタイル | 半年〜1年 | 2〜3年 |
| 長尺シート | 半年〜1年 | 2〜3年 |
| フローリング | 1年 | 3〜5年 |
日常清掃でできる予防策
予防の鍵は日常清掃にあります。
乾拭き+必要に応じた中性洗剤による拭き掃除を徹底し、強アルカリ性洗剤の使用は避けましょう。
エントランスマットを設置するだけでも、砂塵による摩耗を大幅に減らせます。
ワックス剥がれ・剥離清掃に強いオフィス清掃業者の選び方
床材別の施工実績を確認する
床材によって最適な剥離剤・ワックス・施工方法は異なります。
Pタイル・長尺シート・フローリングそれぞれの実績があるか、使用薬剤や工程の説明が明確かを必ず確認しましょう。
名鉄クリーニングが選ばれる理由
名鉄クリーニングは中部圏で長年培ったオフィス・施設清掃の実績を持ち、床材ごとに最適な工法と薬剤を提案できます。
ユニフォームや日常清掃との一括契約も可能で、施設管理のワンストップパートナーとしてご活用いただけます。
オフィス床のワックス剥がれに関するよくある質問
Q1:部分的な剥がれだけでも剥離清掃は必要ですか?
全体の状態によります。
剥がれが1〜2箇所で他はきれいな場合は部分補修+リコートで対応可能です。
広範囲・複数箇所に渡る場合は剥離清掃が結果的にコスト効率に優れます。
Q2:剥離清掃は何年に一度が目安ですか?
床材や使用環境によりますが、2〜3年に1回が一般的です。
重ね塗りを続けすぎると、いざという時の剥離作業が大変になります。
Q3:業務を止めずに施工できますか?
夜間・休日対応、フロア分割施工で業務影響を最小化できます。
事前の現地調査時にスケジュールをご提案いたします。
まとめ|ワックス剥がれは「原因の見極め」が解決の第一歩
オフィス床のワックス剥がれは、原因を正しく見極めれば、塗り直しと剥離清掃のどちらが適切か判断できます。
美観・安全・床材寿命のすべてを守るために、定期的な点検と適切なメンテナンスサイクルの構築が重要です。
名鉄クリーニングでは無料相談・現地調査を承っております。
オフィスの床の状態でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

